

この巨大なリクガメはエチオピア東南部で採集されたヒョウモンガメ(
Stigmochelys pardalis)です。古い学名は(
Geochelone pardalis)といいます。アフリカに広く分布しているヒョウモンガメですがエチオピアやソマリア以外ではこれ程大型の個体は見つかりません。2004年頃に輸入した通称"ソマリアリクガメ"とは四肢の鱗の感じが異なりました。捕獲地域が異なると外見的にも差異が生じます。写真の個体で甲長73㎝あります。甲長80㎝を超える巨大な個体も稀に見つかるそうです。現在カメをストックしているファームはエチオピアの高地にあるので朝方の気温は13℃しかありませんでした。日中と夜間の寒暖差が飼育する上でも大切な要素だと感じました。